国連がミャンマーの医療体制に警鐘
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2021 年 5 月 07 日
国連のミャンマー事務所は5日、クーデター以降の医療体制について警鐘を鳴らした。国連のニュースサイト(UN News)に掲載したもの。
これによると、ミャンマーではこれまでに少なくとも158件の医療関係者と施設への攻撃が報告されており、2月の軍事クーデター以来、139人以上の医師が逮捕・起訴され、重要な医療サービスのみならず、新型コロナウィルス(COVID-19)への対応についても懸念を表明した。世界保健機関(WHO)によると、報告された158件の攻撃により、少なくとも11人が死亡、51人が負傷したという。
また、ミャンマー全土の約51の医療施設が国軍によって占領されており、医療リソースの減少を報告している。
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