国軍がKNU支配地に空爆の後、一方的に停戦を発表

【政治】 2021502

 軍事政権は4月30日、KNU(カレン民族同盟)が支配する地域に対して4回の空爆を行い、その後一方的に停戦を発表した。Radio Free Asiaが5月1日に伝えた。

 KNUの発表によると、国軍は4月30日にKNU第5師団が支配しているトムーパレーメー、ダークセーメーカーター、ウェイブター地域に対して空軍機2機で4回にわたり空爆を行い、陸上においても国軍側から重火器により17発の砲弾を受けたという。

 3月27日にKNUが国軍の駐屯地を占領していから戦闘が激化し、国軍側の兵士が4月24日の戦闘で5人、4月27日の戦闘で14人が死亡しているという。KNU側の死傷者数は発表されていない。国軍は、5月1日から31日まで停戦すると発表している。

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