武装勢力10グループが共同声明「市民に対する弾圧を即時中止せよ」

【政治】 2021405

 少数民族武装勢力10グループは、4月4日に市民への弾圧を続けている軍事政権に対して共同声明を発表した。Radio Free Asiaが同日伝えた。

 発表によると、全土停戦協定に署名した少数民族武装勢力10グループで構成されるPPST(和平ステアリングチーム)は軍事政権・国家統治評議会に対して市民への弾圧を即時中止すること、拘束されている政治家を無条件で釈放することを声明文の中で要求。さらに連邦議会代表者委員会(CRPH)が2008年憲法を廃止したこと、同委員会が発表した連邦民主憲章や市民不服従運動(CDM)を歓迎し支持すると発表した。

 PPST(和平ステアリングチーム)は全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)、アラカン解放党(ALP)、チン民族戦線(CNF)、民主カレン仏教徒軍(DKBA)、カレン民族同盟(KNU)、カレン平和評議会(KNU/KNLA-PC)、パオ民族独立機構(PNLO)、シャン州復興評議会・南シャン軍(RCSS/SSA)、新モン州党(NMSP)、ラフー族民主同盟(LDU)により構成されている。

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