ミャンマーの国民不服従運動がノーベル平和賞候補に

【国際】【社会】 2021327

 3月26日、ノルウェーのオスロ大学の教授ら6人によって、クーデターにより実権を掌握した軍事政権に抗議する市民不服従運動(CDM)が、ノーベル平和賞候補に推薦されたことがわかった。

 ノーベル平和賞は、各国の議員や過去の受賞者、大学の教授らに候補推薦の資格があり、推薦内容が公表されることもある。推薦者の一人であるクリスチャン・ストッケ教授は「逮捕や拷問、死の危険がありながら、非暴力という手段によって平和と民主主義のために活動している」と評価した。

 ノルウェー・ノーベル賞委員会は推薦の締め切りを1月31日までとしており、今回の「市民不服従運動」は来年に選考される。

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