国家統治評議会、国連特別大使のササ氏を国家反逆罪で訴追

【政治】 2021317

 軍事政権の最高意思決定機関である国家統治評議会は、NLD議員で構成されている連邦議会代表者委員会(CRPH)が任命したドクター・ササ国連特別大使を国家反逆罪で訴追した。Radio Free Asiaが3月16日に伝えた。

 ササ氏はミャンマーの公務員に対して不服従運動(CDM)に参加するよう海外から呼びかけ、世界各国の機関やマスコミに対して軍事政権の市民に対する弾圧を周知する活動を行っている。国家統治評議会は、これらの行為は国家反逆罪にあたるため訴追するとした。

 CRPHは、非合法に政権を奪取した国家統治評議会をテロ集団として認定し、軍事政権の国家統治評議会が定める法律や命令に従う必要はないと発表している。

(写真:Radio Free Asia)

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