シャン州でイチゴの出荷が開始も価格が下落

【ローカル】【経済】 20201215

 ミャンマー東北部のシャン州でイチゴの収穫・出荷が開始されたが、農家からの買い取り価格が下落していることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 イチゴ農家の話によると、昨年は1バスケットあたり4,000Ks~5,000Ksの値がついたが、今年は2,000Ksに下落しているという。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う観光客の減少と、国内の移動制限により販売者が少なくなっていることが原因とみられている。

 イチゴ農家のクン・ティン・ニー氏は「この時期はイチゴが初めて出荷されるため良い値段がつくはずだが、今年はコロナのせいか思わしくない。観光客がいないのも大きい」とコメントした。ミャンマーのイチゴ生産は、シャン州タウンジー県ホーポン郡で盛んに行われている。

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