鹿島のヤンキン地区複合開発プロジェクトにタイ企業がホテル事業で参画

【企業】【経済】 2020819

 鹿島建設が進めているヤンゴン市内ヤンキン地区複合開発プロジェクトにおいて、タイのマイナー・インターナショナル(Minor International)がホテル事業で参画することがわかった。同グループが発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、2024年までに4か国で11軒のホテルを建設する計画があり、ミャンマーも含まれているという。同グループはタイ・バンコクに拠点をおく米国系の企業グループで、世界22か国に145のホテルを保有・運営している。ミャンマーにおいては鹿島のヤンキン地区複合開発プロジェクトにアヴァニ・ホテルおよびオークス・ホテルの2ブランドでホテルを運営する計画。

 鹿島のヤンキン地区複合開発プロジェクトは、カジマ・ヤンキンPPP社が事業主体となる70年間(初期50年+10年延長2回)のBOT事業で、オフィス、ホテル、長期滞在者用ホテル、商業施設から構成されている。延床面積17.5万m2の大型複合施設の開発であり、2024年度中の開業を目指し工事が進んでいる。

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