学校送迎用バスの運行規則が制定、採算性確保が困難
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2020 年 7 月 21 日
小中高生徒の送迎用バスの運行に関し、新型コロナウイルスの感染防止のため事業者向けに規則が発表されたところ、定員が半分に制限されたため、採算性の確保が困難となっていることがわかった。7Day Dailyが伝えた。
教育省初等教育局は7月3日、学校再開に向け新型コロナウイルスの感染防止のための規則を保健・スポーツ省とともに発表した。これによると、学校送迎用バスの事業者が守るべき規則として、1.2人用の座席に1人だけ座らせ定員を半分に制限すること、2.エアコンを使用せず窓を開けること、3.手指消毒用アルコール(アルコール度60%以上)を設置すること、4.車内にコロナ対策のポスターを貼り、注意アナウンスを常に流すこと、5.運転手は常にマスクを着用し、生徒との間にはプラスチック製の仕切りを設置すること、6.乗降を補助する乗務員はマスクとフェイスシールドを着用することなどが定められている。
送迎バスを運営する事業者は「定員が半分に減らされると採算が合わない。事業が継続できるか不安だ」とコメントした。