ミャンマーの重要輸出品、牛と水牛の移動制限が緩和

【政治】【経済】 2020615

 ミャンマーの重要輸出品として指定されている生体の牛と水牛の移動制限が緩和されたことがわかった。農業・畜産・水産・灌漑省が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 これによると、農民一人が農耕用の牛や水牛を村から村へ移動させる場合、地区管理委員会と郡畜産検疫局から証明書を取得し2頭を限度に移動が許可されるという。また、食肉用の牛または乳牛を郡から郡または他の県や管区・州へ移動させる場合は、郡畜産検疫局から健康証明書および用途証明書を取得することにより、移動が許可される。

 ミャンマー畜産業協会のチョー・ティン副会長は「以前は大変煩雑な手続きが必要だったが、今回の緩和により農民や商人にとって牛や水牛の移動がある程度簡単になった」とコメントした。

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