ガソリン小売価格が続落、需要も落ち込み

【経済】 2020507

 ミャンマー国内のガソリン小売価格が続落しているが、需要も落ち込んでいることがわかった。ガソリン小売業者が発表したものを7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、4月下旬の1リットルあたりのガソリン小売単価は、オクタン価92のレギュラーガソリンが約300Ks、オクタン価95のハイオクガソリンが430Ks、軽油(レギュラー)が435Ks、軽油(プレミアム)が445Ksとなっており、直近の6か月間で約50%下落しているという。ガソリン小売大手マックス・エナジーのヌ・ヌ・ウェイ社長は「人々の往来の機会が減少しているため、売上が通常の50%ダウンという状態。価格がかなり下落しているが、需要は全然伸びない」とコメントした。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い原油価格が続落しているため、ミャンマー国内のガソリン小売価格もさらに下落するとみられている。一方、将来の値上がりを見越し、貯蔵している業者もいるという。

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