縫製業、2019年度の上半期に52億米ドル超を輸出

【経済】 2020506

 2019年度の上半期に、縫製業の輸出額が52億米ドルを超えたことがわかった。経済・貿易省が発表したもの。Weekly Eleven誌が伝えた。

 これによると、2019年10月1日から2020年4月4日までの約6か月間(上半期)の縫製業による輸出額は52億4,900万米ドルで、昨年同期の49億6,500万米ドルより2億7,400万米ドル増加した。上半期の総輸出額は94億2,800万米ドルのため、縫製業が占める割合は55.67%となった。ミャンマー政府は、今年度の縫製業による輸出額の目標を100億米ドルとしていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により目標の達成が困難となっている。

 縫製業の輸出額には衣料品のほか、かばん、ハンドバッグ、靴、カツラなどの委託加工貿易品が含まれている。輸出額のうち、ミャンマーに落とされる収益は10%の加工賃のみという。

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