在ミャンマー日本大使館に賞賛の声

【政治】【新型コロナ】 2020401

 新型コロナウイルスの影響により、ここ数日の間にミャンマー政府は矢継ぎ早にビザの発給停止や国際線航空便の着陸禁止措置などの対策をとった。これにより、3月31日以降に「帰国難民」の大量発生が懸念されていたが、在ミャンマー日本大使館が全日空(ANA)と共にミャンマー政府と交渉した結果、ヤンゴン発成田行のNH814便については、当初のスケジュール(既に全日空が発表していた減便スケジュール)どおりに運航できる見通しとなった。

 この在ミャンマー日本大使館による迅速な対応と交渉力に対し、SNS上などでは賞賛や感謝の声が広がっている。在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎大使は「全日空が在留邦人の方々にとって生命線なので、帰国されたい日本人がいる限りは飛ばすために最大限の努力をしていく。大使館が最後の砦だと強く認識している」とコメントした。

 また、3月29日にミャンマーへの入国ビザの発給停止措置が発表され、近隣国との渡航制限のために滞在ビザの更新延長の特例措置が取られた。在ミャンマー日本大使館は、これに必要な推薦状発行について31日より申請受付を開始した。(推薦状は翌業務日に交付、費用は無料。)

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