暑季の電力需要急増に備えLNG火力発電所3か所を増強

【社会】 2020310

 3月~5月にかけての暑季に予想される電力需要の急増に備え、LNG(液化天然ガス)燃料の火力発電所3か所で発電量900MWを増強することがわかった。電力・エネルギー省のキン・マウン・ウイン副大臣が発表したもの。The Daily Elevenが伝えた。

 副大臣によると、海外からLNGを輸入し3か所の火力発電所で900MWを発電し全国送電網に供給するという。また、既存の天然ガス火力発電所3か所のタービンを高性能のものと代替し、266KWを増強すると発表した。

 電力・エネルギー省は、送電効率を高めるために国家予算やアジア開発銀行(ADB)、世界銀行、日本政府の円借款などの融資により、送電線の高電圧化、新規の送電線敷設、変電所の増設などを進めている。

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