新型コロナウイルス感染の疑いで米国人を隔離

【新型コロナ】【社会】 2020305

 新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した疑いのある米国人男性が、ヤンゴン市内のウェバーギー病院に隔離され、治療を受けていることがわかった。保健・スポーツ省が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 隔離されているのは、米国アリゾナ州ギルバート市に居住している米国人男性(32)で、ミャンマーに入国する前に中国黒竜江省ハルビン市に3か月滞在、マレーシアに2月22日から3日間の滞在を経て、2月25日にヤンゴン国際空港から入国した。その後、おう吐・微熱・下痢・のどの痛みなどの症状を訴えたため、ヤンゴン総合病院で受診したが、新型コロナウイルス感染の疑いでウェバーギー病院に搬送され隔離された。肺炎など呼吸器系の障害は起きていないという。

 これまで、ミャンマーで新型コロナウイルスによる肺炎の疑いのある患者が40人ほどいたが、全員が陰性であることが確認されている。

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