ヤンゴン市高架道路の建設ルートで民家の立ち退きが発生

【社会】 2020227

 ヤンゴン市高架道路の建設により、建設ルートにあたる地域で一部の民家が立ち退く必要が生じることがわかった。建設省が開催した住民説明会でチー・ゾー・ミィン副総局長が発表したものを7Day Dailyが伝えた。

 これによると、高架道路の建設により民家の立ち退きが必要となるのは、南オカラッパ、北オカラッパ、マヤンゴンの各郡区に位置する一部の民家で、立ち退きが必要となる世帯には十分な補償金が支払われ、新居が提供されるという。建設ルートにあたる他の郡区では立ち退きなどの影響はないと副総局長が説明した。もっとも影響を受けるのは北オカラッパ郡区のチャウ・イェードゥイン地区と南オカラッパ郡区の工業団地付近となっている。

 この高架道路は2020年6月から建設が開始され、2025年に完成する計画となっている。PPP(官民連携)方式により建設し、必要な資金は民間が負担する。落札企業は高架道路の利用料金として1,300~2,600Ksを徴収できるという。

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