ラオスから牛や水牛15万~50万頭の引き合い

【経済】 2020218

 ラオス政府からミャンマー産の牛や水牛を15万~50万頭購入したいとの引き合いが入っていることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 経済・貿易省のキン・マウン・ルイン次官補の発表によると、シャン州東部タチレク県チャインラッ市内にあるミャンマー・ラオス友好の橋を通じてミャンマー産の牛や水牛を生体のままでラオスに輸出することに関し、両国間の話し合いが近く開始されるという。同ルートによる輸出は2019年8月から許可されたばかりで、ラオス経由で中国向けに米、トウモロコシ、生ゴム、牛、水牛の輸出が行われている。

 同次官補は「ラオス側が検疫証明書をリクエストしており、農業・畜産水産・灌漑省、畜産・検疫局との調整が必要だ。新型コロナウイルスの問題でムセ国境が閉鎖されている状況において、ラオスやタイ向けの輸出を促進することは喫緊の課題となっている」とコメントした。

 経済・貿易省の統計によると、ミャンマーからの牛や水牛の輸出実績は、2017年度:26,000頭(3,237万米ドル)、2018年度:30万頭(3億5千万米ドル)だった。

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