JICAローンによる中小企業への融資を実施中

【経済】 2020121

 日本政府の政府開発援助(ODA)によるJICAのツーステップ・ローンが実施中で、まだ601億Ksの余裕があることがわかった。ミャンマー経済銀行が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、JICAの中小企業向け融資の総額は1,431億Ksで、2019年11月末まで489社に対して830億Ksが融資が実行されたが、601億Ksの余裕があるため、ミャンマー経済銀行が中小企業に対して融資を持ちかけている。1社あたりの融資の上限は5億Ksで返済期間は1年から5年、返済利息は8.5~13%と定められている。

 融資を希望する中小企業はミャンマー・シチズン銀行、カンボーザ銀行、ミャンマー経済銀行、ミャンマー中小企業発展銀行、エーヤワディ銀行、ミャンマー・エーペックス銀行、ファーストプライベート銀行、ユーナイテッド・アマラ銀行、ミャンマー・オリエンタル銀行、ネピドー市発展銀行などに申し込むことができる。融資額の80%を資本財の購入に、20%を回転資金として充てることが規定されている。

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