フランス政府が4千万ドル融資し水力発電所5か所を改修

【政治】【社会】 2020106

 フランス政府が総額4千万米ドルを融資し、ミャンマー国内の水力発電所5か所の改修を行うことがわかった。電力・エネルギー省のタン・ナイン総局長が発表したものを7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、フランス政府の外郭組織であるフランス開発庁(AFD)が2020年から2024年までの5年間で総額4千万米ドル分(3,570万ユーロ)の融資を実施し、国内5か所の水力発電所の大規模な改修工事(オーバーホール)と高度化を行う。ミャンマー政府は毎年200万米ドルずつ返済する。

 改修の対象となる水力発電所と予算はバゴー管区のイェーヌェー水力発電所:600万米ドル、ザウンドゥー水力発電所:1,840万米ドル、マグェー管区のモウンチャウン水力発電所:370万米ドル、マンダレー管区のキンダー水力発電所:220万米ドル、ザガイン管区のタバンセィッ水力発電所:730万米ドルで、コンサルタント費用として190万米ドルが計上されている。フランス政府から融資を受けることに関しては2019年5月に連邦議会で承認されている。

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