ヤンゴン市環状鉄道の高度化工事、線路の改修は5月末までに完了

【社会】 20191223

 日本政府の経済協力(ODA)により実施されているヤンゴン市環状鉄道の高度化工事が、線路の改修工事が2020年5月末までに完了することがわかった。The Daily Elevenが伝えた。

 ミャンマー国鉄のチョー・ミョー・ルイン部長の発表によると、ヤンゴン市環状鉄道の高度化工事は東部と西部の2部に区分し、さらに東部は2区、西部は3区に区分されている。西部ではダニンゴン~インセイン区間およびインセイン~チーミンダイン区間は既に工事が完了している。チーミンダイン~パヤーラン区間も12月末までに完成予定。東部ではダニンゴン~パユェッセィッコン区間がまもなく完了する予定で、残っているのはパユェッセィッコン~パヤーランのみとなっている。この区間の工事は2020年5月末までに完了する予定となっている。

 これらの高度化工事が完成すると、列車は10~12分間隔で運行される予定で、1日に24万人の利用が見込まれている。

JICAなどの手により整備されたPC枕木と真新しいバラスト(2019年9月撮影)

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