ミャンマー結核患者、ヤンゴンに3割超集中
【社会】
2025 年 9 月 11 日
ミャンマー全土の結核患者のうち、3割以上が最大都市ヤンゴンで確認されていることがわかった。ヤンゴン保健医療局のナンダ・ウィン副局長が9月9日、同市内のホテルで開かれた結核対策会議で明らかにした。
2024年に実施された調査によると、ヤンゴンは全国の結核患者の30%以上、結核とHIVの重複感染者の35%、多剤耐性結核(MDR-TB)患者の55%が集中している。同副局長は「感染拡大の恐れがあるため、早期発見と迅速な治療体制を強化している」と説明した。
保健省によると、国内の結核罹患率は2018年には人口10万人当たり約300人だったが、2024年には800人超に上昇した。結核は、糖尿病やHIV感染者、人が密集する職場で働く労働者や栄養失調者に感染しやすいとされる。早期治療により完治が可能な一方、放置すれば死亡率は約50%にのぼるという。

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