カチン州シュエク郡区の市民防衛隊(PDF)は4月15日、3週間近くにわたり駐留した国軍の掃討作戦により、同郡区の12村で計956棟の民家が焼き払われたと発表した。
シュエクPDFによると、国軍部隊は3月23日から4月9日まで同郡区で軍事作戦を実行し21回の戦闘が発生した。4月9日には、シーター村で避難していた地元住民11人が逮捕・拘束されたという。
調査団体「データ・フォー・ミャンマー」は、2021年2月1日から2023年1月末までの2年間に、ミャンマー全土で55,484棟の民家が国軍兵士により破壊されたと発表している。