ミャンマー・タイ国境でマラリア流行 医薬品も不足

【国際】【政治】【社会】 20221107

 ミャンマー・タイ国境地域の避難民の間でマラリアが流行し、医薬品が不足していることが明らかになった。

 タイ側メーソート市内の聖マリア病院によると、今年1月1日から10月末までのマラリア患者数は200人を超え、昨年の10倍以上になっているという。

 カイン州の住民の一部はタイ側に避難しているが、そほとんどがテント暮らしで着の身着のままで生活している。蚊帳もなくマラリアに感染するケースが多発しているという。

 カレン民族同盟(KNU)によると、カイン州ではパープン郡、コーカレイ郡、チャーインセィッ郡、ミャワディ郡などで186,471人の避難民が発生している。

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