女子高校生に禁錮10年、破壊活動防止法違反で
【政治】【社会】
2022 年 3 月 30 日
タニンダーリ管区ダウェー市内に住む女子高校生に対し、ダウェー県裁判所が破壊活動防止法違反として禁錮10年の判決を言い渡したことが明らかになった。ダウェー政治犯支援協会(DPPN)が発表したものをRadio Free Asiaが3月29日に伝えた。
発表によると、ダウェー市内カレインアウン第1地区に住む19歳の女子高校生は2021年8月、ある団体に対してキャッシュレス決済サービスの「KPAY」を通じて15,300Ks(およそ1,050円)を寄付した。これが破壊活動防止法違反にあたるとして逮捕・訴追されていたが、3月29日の判決で禁錮10年が確定した。
DPPNによると、クーデター以降にダウェー県内で男性175人、女性38人が破壊活動防止法違反により禁錮刑を受けているという。
前の記事 : 国軍のヘリコプターが着陸失敗、5人負傷