【動画】国立病院の医師など、120人に逮捕状
【政治】【社会】
2021 年 4 月 20 日
市民不服従運動(CDM)に参加し勤務を拒否している国立病院の医師など120人に対して、刑法第505条違反(国軍不敬罪)により逮捕状が出されたことがわかった。Radio Free Asiaが4月19日に伝えた。
逮捕状のリストには、ミャンマー全国の国立病院、私立病院の院長、有名外科医、ベテラン医師などが含まれている。ミャンマー医師会によると、全国には3万人の医師が在籍しており、そのうち2万人が国立病院に勤務し、75%がCDMに参加しているという。このため、ほとんどの病院が機能不全に陥っている。
2月1日のクーデター以降、国軍の弾圧で医大生1人を含め4人の医療関係者が死亡。兵士が医師に銃口を向け、偽の診断書を無理やり書かせるというケースも発生している。
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