インド向けの豆、市場が不安定のため転作を指導
【ローカル】【経済】
2020 年 11 月 06 日
インド政府の輸入制限措置により市場が安定しないため、インド向けの豆の生産を他の品種の豆に転作するよう協会が指導していることがわかった。ミャンマー豆類・ゴマ生産販売業協会が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。
協会によると、ミャンマー中部で栽培生産されている黒豆、黄豆のほとんどがインド向けに輸出されているが、インド政府が2017年より輸入割当制度を実施し、ミャンマーからの輸入を制限している。このためインド市場に依存している現状から脱却するため、白豆を栽培・生産するよう農家に指導している。
白豆は欧州向けに需要があり、輸出価格(FOBベース)は1トンあたり1,000米ドルと条件が非常に良いという。インド向けの黒豆や黄豆は、インド側の需要変動により価格が大きく変動し、毎年農家を苦しめている。
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