ヤンゴン国際空港の国際線乗り入れ許可は10月以降か
【政治】【新型コロナ】
2020 年 7 月 15 日
ヘンリー・バンティーユ副大統領は、ミャンマー国内の空港への国際線旅客機の着陸禁止措置について、解除は10月以降になるという見通しを明らかにした。7月7日に行われた観光業発展国家中央委員会で発表したもの。The Daily Elevenが伝えた。
同副大統領は「国内の観光関連の事業者は、まず国内旅行客を相手に業務を再開してほしい。国際線の乗り入れ許可は今年の第3四半期(7月から9月まで)の後になる」とコメントした。ミャンマーでは、3月31日から貨物便や海外で働く自国民が帰国するための救援便を除く国際線旅客機の着陸を禁止しており、7月31日までの延長が決定している。
一方、ホテル・観光省は、新型コロナウイルス感染拡大による観光業の落ち込みから復興するための「ツーリズム・リリーフ・プラン」を作成している。これによると、観光関連のライセンス手数料、税金の延滞猶予、事業持続可能支援のための低利融資、政府所有施設の使用料や家賃の軽減などが盛り込まれているという。
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