ヤンゴンは今どうなっているのか ヤンゴン定点観測アーカイブ
ヤンゴンは今どうなっているのか。最新画像とともに、主要スポットの現在をお伝えする。
(2023年12月15日撮影)
撮影が軍評議会(SAC)総司令官が第3タンリン橋を視察する日と重なり、いつも以上に市内各所で厳重な警備体制が敷かれていた。
サクラタワー前
警備の影響で通行する車輌は若干少なめだが、歩行者やデリバリーサービスの自転車が普段よりも多く感じられた。裏通りは、相変わらず駐車車両が多い。
スーレーパゴダ付近
燃油不足の影響か、これまでになく交通量が少なかった。
警察署も近いため、通行する人もあまり多くないようだ。
ボージョー アウン サン マーケット
多くの店舗が閉店したままの状態が続いているが、ジュエリーやアパレルショップなどの買い物客は増えている。
ボヤニュン通り
自動車や人の往来は少ないが、停電の影響で発電機の音が騒々しい。
ヨーミンジー通り
文字通り静か。季節は秋だが暑い日が続いており、外出する人も少ない模様。
ミャンマープラザ
警備員の暴行事件から2年、久しぶりの店内撮影となった。
1階中央にはクリスマスツリーが設置されていたが、以前のような賑わいは戻っていない。
ガソリンスタンド
全国的な燃油不足で価格は高騰、欠品も相次いだ。給油待ちの車列も長い。
CNGステーション
チーミンダイン郡区にある天然ガス(CNG)ステーションでは、タクシーを中心とした充填待ちの列があった。価格はガソリンほどの上昇は無い模様。
ジャンクションシティ
自動車の展示イベントがあり、賑わいを見せていた。
インヤー湖
日差しが強かったが、休憩する市民の姿もみられる。
<編集部が選ぶ過去の一枚>
ミャンマー製「日野BM 型」バス
(撮影時期不明)
太平洋戦争後の戦後賠償で日野自動車がミャンマー国内の工場に技術供与し生産されたバス。
2017年1月のYBS 設立を機にヤンゴンから姿を消した。