ミャンマー軍の攻撃で女性154人死傷 1か月で被害深刻化

【政治】【社会】 2025422

 ミャンマー女性連合(BWU)は4月16日、3月中にミャンマー軍の攻撃により女性66人が死亡し88人が重軽傷を負ったと発表した。

 死亡者66人のうち、50人は空爆、5人は重火器による砲撃、1人は焼殺によるものだった。地雷の爆発や刑務所内での拷問による死亡事例も含まれているという。

 地域別では、マグウェ管区が15人で最多となり、マンダレー管区12人、シャン州が12人、バゴー管区9人、ラカイン州2人が続いた。このほか、カイン州やエーヤワディ管区やタニンダーリ管区でも死亡が確認されている。

 BWUは、「これらの情報は国内メディアや地元住民から収集したもので、実際の被害者数はさらに多い可能性が高い」と指摘。「軍による人権侵害は地震被災の混乱の中でも続いており、女性や子どもの命が日々奪われている」として強く非難した。

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