「ミャンマー 避難民350万人以上に」国連発表
【政治】【社会】
2025 年 1 月 07 日
国連人道問題調整事務所(OCHA)は1月3日、ミャンマー全土での戦闘激化により、避難民の総数が350万人を超えたと発表した。
OCHAによると、2023年10月以降に国内15の州や管区のうち12地域で戦闘が激化。人道状況は一層深刻化し、2025年には1,990万人が支援を必要とするとの見通しを示した。一方で、資金不足とミャンマー軍による幹線道路の封鎖や移動制限により、避難民への支援が計画通りに進められていないと報告した。
OCHAの統計によると、2021年2月のクーデター前の避難民はおよそ30万人だった。
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