軍評議会、被災者支援を妨害

【政治】【社会】 2024801

 少数民族武装組織のカレン民族同盟(KNU)が統治しているバゴー管区の一部地域で水害が発生しているが、軍評議会(SAC)が支援活動を妨害していることが明らかになった。

 KNUによると、バゴー管区ニャウンレービン県モウン郡区の57村とチャウチー郡区の41村で水害が発生し、住民18,000人以上が被災しているという。しかし、民間の支援グループが現地に向かったところ、途中の検問所でバゴー管区首相の許可証がなければ被災地に入ることができないと制止されたという。

 許可証の取得には10日以上必要で、実質的な支援は不可能になっている。

© Radio Free Asia

最新記事一覧