軍評議会、300棟以上の民家を強制撤去

【ローカル】【政治】【社会】 2024408

 軍評議会(SAC)は4月7日、マンダレー管区ピンウールイン市の民家に対し不法占拠を理由に撤去を通告し、一部の住宅を破壊した。

 撤去命令が出されたのはイエチャンオー郡区に建てられた民家300棟以上で、当局はミャンマー軍の所有地を不法に占拠したことを理由として挙げている。同郡区では1,000棟以上の民家におよそ4,000人が暮らしているが、このうち300棟以上について強制撤去させているという。

 対象となった住民は、「地区長などによる事前通知はなく、自分で調べるまで撤去理由すらわからなかった」と批判した。同郡区では、昨年5月にもミャンマー国鉄の所有地を占拠したという理由で200棟以上の家屋が強制撤去されている。

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