徴兵制実施に向け中央委員会を設置

【政治】 2024215

 軍評議会(SAC)は2月13日、徴兵制の実施に向け徴兵中央委員会を設置したと発表した。

 徴兵中央委員会の議長はティン・アウン・サン大将(軍評議会委員、国防省大臣)、副議長(兼軍事局長)はマウン・マウン・エー大将(軍評議会委員、陸海空軍調整長官)で、軍法法制長官、兵站部長官、検察長官など委員18人で構成される。同委員会の傘下には、管区や州、県、郡区レベルの召集委員会が設置される見込み。

 ミャンマーの若者らは、徴兵制実施に向け具体的な準備が進んでいることに大きな不安を抱いている。ヤンゴン在住の若者は「徴兵されれば死ぬことを意味する。(もし召集されたら)少数民族武装勢力が支配する解放区に逃亡するしかない」と語った。

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