スー・チー氏の特別抗告、残り8件について審理

【政治】【社会】 20231206

 ミャンマー軍評議会(SAC)統制下の最高裁判所は、アウン・サン・スー・チー国家顧問の特別抗告について審理を行った。

 12月4日にはヤンゴン管区のピョー・ミン・テイン首相から賄賂を受け取ったとした収賄事件について、5日には災害救援用ヘリコプターの購入とリースに関する贈収賄や国家機密法違反など7つの事件について審理が行われた。

 裁判所関係者によると、次回の公判で判決が出されるが見通しだが、時期は年明けになるという。

 19件の罪で起訴され、計33年の懲役・禁固刑を言い渡されているスー・チー氏は全ての罪状で無罪を主張し特別抗告しているが、最高裁はこれまで11件について棄却している。

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