低所得者層の生活がさらに困窮、無料配布に長蛇の列

【社会】 2023926

 2021年2月のクーデター以降、物価高騰や経済の停滞によりミャンマー全国で低所得者層がさらに困窮している。

 最大都市ヤンゴンでは、各地区で事業家らによる食料品や日用品の無料配布会が連日開催されている。9月24日には、バハン郡区シュエゴンダイン通りでアウンタマーディ・ゴールドショップが無料配布会を実施し、長蛇の列ができたという。

 配布されたのは、米2キロとひよこ豆、玉子10個、茶葉、調味料、飲用水1本、即席めんなどが詰め込まれたプラスチック製の買い物かご。さらに、現金2,000Ks(およそ142円)も入っていたという。

 同店は、ヤンゴンとネピドーの両都市で3,500人分の支援物資を用意したという。

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