ミャンマー軍の放火で民家7万棟以上焼失

【政治】【社会】 2023619

 2021年2月のクーデター以降2023年5月までに、ミャンマー全土で7万棟以上の民家がミャンマー軍により放火され、焼失したことが明らかになった。

 調査団体「データ・フォー・ミャンマー」によると、地域別ではザガイン管区が最多で、都市部で118棟、農村部で53,698棟の民家が焼き払われた。特に、昨年9月に学校への空爆があったディーペーイン郡区での被害が多かったという。このほか、マグウェ管区やチン州などミャンマー全土で7万棟以上が焼き払われたとしている。

 データ・フォー・ミャンマーは、これらの数値を報道機関や現地組織の発表を集計したほか、大規模な被害が発生した事件については米航空宇宙局(NASA)が運営する「資源管理システムのための火事情報(FIRMS)」で解析を行ったと説明した。

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