弁護士への脅迫や投獄 人権団体批判

【政治】【社会】 2023609

 米国に拠点を置く国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は6月8日、軍評議会(SAC)傘下の裁判所で政治犯を弁護する弁護士をミャンマー軍兵士が脅迫し、最悪の場合は投獄するケースが発生していると批判した。

 逮捕されたNLD元議員の弁護を担当していたユェ・ヌ・アウン弁護士が当局により拘束され、その後刑務所に収監されたという。HRWによると、このような違法な拘束が後を絶たず、弁護が断られる事案も発生しているという。

 クーデター後のミャンマーは日本のような「三権分立」が機能しておらず、司法は軍に支配される政治体制になっている。

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