ヤンゴンに新クリニックを開設 ジャパンハート 【プレスリリース】【社会】 2023 年 1 月 24 日 国際医療NGOのNPO法人ジャパンハート(東京都台東区、吉岡春菜理事長)は1月23日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに無償医療サービスを提供する「レインボー・ブリッジ・クリニック」を開業したと発表した。 このクリニックは、ミャンマーで困窮する成人と小児を対象に内科および一部の外科の診療を無償で行うもの。これまでジャパンハートはザガイン管区のワッチェ慈善病院を活動拠点としていたが、ヤンゴンから車で9時間かかるアクセスの不便さが課題だった。 クリニック名の由来は、「No Rain, No Rainbow(雨が降らねば、虹は出ない)=困難な出来事のあとには、きっと良いことがやってくる」という言葉にあるように、幸運の象徴である“虹”とそれに向かって“橋をかける”、つまり「今の厳しい状況にあるミャンマーの中で、医療面で恵まれない人々に対し、医療を通じて幸運の橋渡しをする」という意味が込められているという。 ジャパンハートは、1995年に吉岡秀人医師が単身ミャンマーで医療活動を行い、2004年に国際医療団ジャパンハートを設立、11年に認定NPO法人として事業を開始した。 ©ジャパンハート(プレスリリースより) 前の記事 : 燃油価格が上昇 年初来高値を更新 次の記事 : ミャンマー・タイ国境の道路が無期限閉鎖