タイでタンカーが爆発炎上、ミャンマー人労働者8人死亡

【社会】 2023120

 タイ中部のサムット・ソンクラーム県で1月17日、ドック入りし整備中のオイルタンカーが爆発炎上し、作業を行っていたミャンマー人労働者8人が死亡した。

  タイ現地メディアの報道によると、17日午前9時過ぎ、船体修理のためサムット・ソンクラーム市内の造船所で3千トン級のオイルタンカーにミャンマー人労働者約30人が溶接作業を行っていたところ、突然大きな爆発とともに炎上した。この爆発により、ミャンマー人労働者8人が死亡し、1人が行方不明になっている。

 爆発音は数km離れた場所まで届き、周辺の住宅の窓ガラスが割れるなどの被害も発生した。当時、タンカーには重油3万リットルと軽油2,500リットルが積まれていたという。
 在タイ・ミャンマー大使館は、タイ政府労働省および船主と死亡した労働者の補償に関する協議を開始すると発表した。

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