「船舶爆発事件の犯人を捜し出す」NUG

【社会】 20221221

 ヤンゴンのパンソーダン(ナンティダ埠頭)とダラを結ぶ船舶の爆発事件に関し、国民統一政府(NUG)が「必ず犯人を捜し出す」と発表した。

 爆発があったのは、日本政府がJICA(国際支援機構)を通じて2014年に寄贈したチェーリー2号で、乗客17人が負傷した。軍評議会(SAC)は「爆発は市民防衛隊(PDF)の仕業」と発表したが、PDF側はこれを否定している。

 NUGは「一般市民を標的にしてはならないとPDFの内部規定にあるほか、市民を巻き込む可能性がある場合は作戦を中止しなければならないことも徹底している」と説明。「爆発はSACがPDFのイメージを悪くするために自作自演したものと考えられる。犯人は必ず捜し出す」とコメントした。

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