受刑者への差し入れ再開 インセイン刑務所

【社会】 20221101

 ヤンゴン市郊外のインセイン刑務所で10月19日に発生した爆発事件後、受刑者への差し入れが禁止されていたが、10月31日に再開した。

 インセイン刑務所で発生した爆発事件では8人が死亡し、多数の負傷者が発生したが、事件後に全国の刑務所で受刑者への差し入れが制限されていた。受刑者への面会は、引き続き新型コロナ対策のため禁止されている。

 インセイン刑務所は主に政治犯が収容されており、デモを撮影中に拘束されたドキュメンタリー映像作家の久保田徹氏や元駐ミャンマー英国大使のビッキー・ボウマン氏も収監されている。しかし、所内で提供される食事が劣悪なため、多くの受刑者は差し入れに依存しているという。

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