「KIO式典への空爆は戦争犯罪」ミャンマー国連大使

【国際】【政治】 20221026

 ミャンマー国連大使のチョー・モー・トゥン氏が「軍評議会(SAC)によるカチン独立機構(KIO)式典への空爆は、戦争犯罪にあたる」と国連の会議で発言した。

 チョー・モー・トゥン氏は、「10月23日にSACが実行したKIO式典への空爆により、人気歌手をはじめ大勢の一般市民が殺害され、多数の重傷者が発生している。また、SACは病院への道路を封鎖し、治療を受けられないようにしている」と指摘。「これらは戦争犯罪であり人道に対する罪であることは明らか。国際社会は直ちにミャンマーへの武器輸出を禁止し、SACを制裁してほしい」とコメントした。

 SACは、「KIO式典に空爆を行ったというニュースはフェイクで、会場にはKIOの兵士しかおらず民間人の死傷者はいない」と否定している。

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