「国軍が毒ガスを製造していた」ミャンマー国連大使

【国際】【政治】 20221021

 ミャンマー国連大使のチョー・モー・トゥン氏は、「国軍が化学兵器を製造していた」と国連総会の第1委員会(軍縮と安全保障会議)で発言した。

 チョー・モー・トゥン氏は、「1980年代にバゴー管区トンボーにある国軍の工場でマスタードガスが製造されていた。NLD政権時代に国軍に質したが、透明性のある回答は得られなかった」と発言した。

 マスタードガスは皮膚をただれさせる「びらん剤」で、硫黄を含むことから「サルファマスタード」とも呼ばれる。人類史上もっとも多くの命を奪った毒ガスとして知られる。

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