戦闘激化で避難民9,000人以上増加 ラカイン州

【ローカル】【社会】 2022929

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は9月28日、ラカイン州で戦闘が激化し、今年8月以降に避難した住民が9,000人以上にのぼると発表した。

 ラカイン州は、国軍とアラカン軍(AA)の戦闘が激化しており、国軍の戦闘機による空爆や重火器による攻撃で避難民が急増している。軍評議会は、同州への国連や国際NGO、民間団体関係者の入域を制限し、食料など人道的支援も中止するよう命じている。

 ミャンマーの人権に関する国連特別報告者のトム・アンドリュース氏は、ミャンマーの状況について「おぞましい状況にある」と発言している。OCHAによると、クーデター前の国内避難民は346,600人だったが、クーデター後に新たに989,400人の避難民が発生し、総数は133万人を超えたという。

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