民主派支援の有名俳優自宅を差し押さえ 軍評議会
【政治】【社会】
2022 年 8 月 25 日
ミャンマー芸能界の大物で、映画俳優チョー・トゥー氏の自宅が軍評議会により差し押さえられた。Radio Free Asiaが8月23日に伝えた。
チョー・トゥー氏はミャンマー葬祭互助協会の会長としても知られ、多くの国民から慕われている。葬祭互助協会は、市民不服従運動(CDM)に参加している公務員に対して支援金を支給し、CDMの中心的な存在となっている。
軍評議会は、同氏が市民不服従運動(CDM)や抗議デモの参加者に支援を行ったり、負傷者を治療したりしたことが刑法505条違反(国軍不敬罪)にあたるとして訴追していたが、裁判所に出頭しないため自宅を差し押さえた。
現在、チョー・トゥー氏夫妻は安全な場所に避難しているという。
前の記事 : 「NUG Payで納税を」国民統一政府が呼びかけ