クーデターから1年4か月、パーム油価格が大幅に上昇

【社会】【経済】 2022623

 昨年2月のクーデターから1年4か月が経過し、国内のパーム油が4倍に上昇したことが明らかになった。DVB Burmese Newsが6月21日に伝えた。

 食用油輸入・保管・流通監督委員会は、6月20日から30日までパーム油の卸売基準価格を1ビス(約1.6kg)あたり5,815Ks(およそ430円)として設定。前回設定より170Ks(およそ13円)の値上がりとなった。しかし、基準価格と実際の価格には大きな乖離があり、外部小売市場では1ビスあたり9,000Ks(およそ663円)まで上昇しているという。ミャンマーの家庭では食用油が多く消費されており、価格の上昇は新たな経済危機の要素になる。

 NLD政権時は、1ビスあたり1,800Ks(およそ132円)前後で安定していた

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