ミャンマー民主派政府が日本に抗議、国軍兵士の受け入れで

【国際】【政治】 2022506

 ミャンマーの民主派政府、国民統一政府(NUG)駐日代表事務所は5月1日、ミャンマー国軍の士官候補生4名を留学生として防衛大学校が受け入れたことをについて、林芳正外相に宛て非難声明を発表した。

 NUG駐日代表のソー・バ・ラ・ティン氏は声明で「在日ミャンマー人として、日本の納税者として、人道に対する犯罪を続けているミャンマー国軍の兵士を防衛大学校に受け入れた防衛省の決断を強く非難する」とした。その上で、自国民に対して残虐行為を行っているミャンマー国軍から4名の兵士が留学生として受け入れられた事について「民主化プロセスの妨げ、軍評議会の行動を助長させかねない」とし、人権を尊重する日本政府に対して軍評議会を支持したり関与しないよう要請した。

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