国軍系暴力組織が民家36軒を放火、マグェー管区

【社会】 2022428

 マグェー管区パウ郡で、国軍系の暴力グループ「ピューソーティー」が民家36軒を放火し、全焼させたことが明らかになった。Radio Free Asiaが4月27日に伝えた。

 調べによると、ピューソーティーの一団がパウ郡タウンベッ村に入り、住民に対し同グループに入るよう勧誘したという。住民がこれを拒否すると、一団は同村を「市民防衛隊(PDF)支援の村」とみなし、4月10日に民家11軒、4月24日に25軒を放火し全焼させたほか、住民が所有する自動車やオートバイ、家畜などを奪い取り持ち去ったという。

 同村の住民は240世帯・800人で、全員が安全な場所に避難している。なお、ミャンマー国軍はピューソーティーの存在を認めていない。

最新記事一覧