KNU支配地で半月に55回の戦闘が発生、国軍兵士87人死亡

【ローカル】【社会】 2022420

 ミャンマー最大の少数民族武装勢力であるカレン民族同盟(KNU)は、過去15日間に発生したカイン州などのKNU支配地域における戦闘により国軍兵士87人が死亡、45人が負傷したと発表した。DVB Burmese Newsが4月19日に伝えた。

 KNUによると、国軍とカレン民族解放軍(KNLA)、カレン国防機構(KNDO)の間で戦闘が55回発生。KNLA、KNDO側の兵士も12人が死亡、17人が負傷した。また、国軍の空爆により民間人4人が死亡、8人が負傷したという。

 同地域では戦闘が激化しており、10万人以上の避難民が発生している。

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