1か月で国軍兵士300人以上が死亡、KNU発表

【ローカル】【政治】【社会】 2022307

 少数民族武装勢力のカレン民族同盟(KNU)は、KNUが統治する地域において2月1日から28日に国軍との戦闘が298回発生し、国軍兵士305人死亡し209人負傷したと発表した。DVB Burmese Newsが3月6日に伝えた。

 KNUの発表によると、カイン州やモン州などのKNUが統治するエリアにおいて、国軍と国境警備隊(BGF)の共同軍がカレン民族解放軍(KNLA)とカレン国防機構(KNDO)との戦闘を繰り返し、35台の国軍車両を破壊した。一方、カレン民族解放軍(KNLA)とカレン国防機構(KNDO)の兵士が6人死亡し、29人が負傷したという。

 また、国軍は民間人の居住地域に対して空爆を実行したため住民7人が死亡し、26人が負傷した。国軍の軍事活動が強化されていることから、周辺地域では70,000人以上の住民が避難しているとみられる。

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