「ミャンマー情勢に深い懸念、国軍に特使受け入れを迫る」ASEAN声明

【国際】【政治】 2022221

 東南アジア諸国連合(ASEAN)は2月18日、議長国カンボジアの首都プノンペンで17日に開催された外相会議について報道声明を発表した。

 声明では、昨年2月のクーデター以降に混乱が続くミャンマー情勢について「深い懸念」を表明し、ミャンマー国軍に対してASEAN特使の早期受け入れや暴力の即時停止を含むASEANとの5項目の合意の「効果的かつ完全な履行に向けた具体的な行動」を要求した。

 ASEANミャンマー問題特使のプラク・ソコン氏(カンボジア副首相兼外相)は、3月にもミャンマーを訪問することを表明し、NUG関係者との面会を目指しているが、軍評議会はNUGをテロ集団として認定しているため、面会は困難であるとみられている。

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